採用試験概要と問題内容
採用試験とは
採用試験とは、各自治体や私立保育園等が正規(臨時)保育士採用の為に実施する定員枠ありの試験で、各自治体による試験の場合は、「地方公務員中級(初級)採用選考試験」となることが多いです。
最近では、知識よりも面接試験や実技試験などが、大きなウエイトを占めるようになっている背景があります。
この理由としては、即戦力を求める採用側の意向や知識よりもひとりの人間として豊かな人間性を持っていてほしいという思いがこめられています。
採用試験の試験内容
採用試験の第1次試験では、一般教養試験が行われることが多く、一般知識や一般知能についての出題で、ほとんどが択一式の筆記試験です。
専門試験も第1次試験で行われるところが多く、専門的知識や能力についての出題で、ほとんどが択一式の筆記試験ですが、一部では併せて記述式も出題されています。
保育士試験同様、全科目のところもあれば一部のみというところもあります。
また、論文・作文試験(小論文・論述試験)は、 第1次試験か第2次試験のどちらかで行われることが多いようです。
採用試験の受験資格
採用試験の受験資格は、地方公共団体によって異なりますが年齢制限があり、一般的に下限は20歳、上限は25〜30歳未満が多いようです。
ただ大都市圏では自治体によっては40歳近くまで募集するところもあるようですので、年齢が高い人もあきらめずに、その年度の情報を集め、適合する自治体を探す努力をしてみましょう。
また、保育士資格がなければ、採用試験は受験できませんが、保育士資格取得の見込みがあれば、見込み受験として受験が可能です。
その際、採用試験に合格しても保育士資格が取得できなかったときは採用されません。
また、幼稚園教諭免許を併せて持っていることは、幼保一元化の流れからか、このような条件を課す自治体が増えているようです。
今後もこの流れは続くと思われますので、幼稚園教諭免許もあわせて取得するのがよいでしょう。
現在ではほとんど見ることはない条件は、市内に現在居住している者、あるいは採用後居住できる者、市内に本籍地を有する者、新卒であること、女性であること。
これらは、地元志向、交通費節約、住民税等のため、人件費節約、新鮮な人材の確保のため、保育士の役割が女性であるという古い考えのもとの条件です。
